2014年1月28日火曜日

第7回震災心のケア交流会みやぎ

1月25日(土)、仙台市で行われた”第7回震災心のケア交流会みやぎ”に参加しました。
この交流会は支援者間の情報共有や相互交流を目的としたもので、前回は昨年の11月、石巻市で開催されました。

ワークショップでは6~7名のグループとなり、それぞれに日々の活動を報告し合いました。
同じ宮城県内でも復興状況には差があるのだと再認識しました。

講演では「復興住宅と支援の在り方~二つの震災の経験から~」というテーマで、本間道雄先生(新潟県精神保健福祉協会 小千谷地域こころのケアセンター主任専門員・精神保健福祉士)と、加藤寛先生(兵庫県こころのケアセンター センター長・精神科医)にお話しいただきました。
両こころのケアセンターでの活動を通して、今後仮設住宅から復興住宅へ移った際に考えられる問題などを共有しました。
  
 
 
震災から間もなく3年が経過します。
状況や課題は日々移り変わっていますが、これからも手と手を取り合い、一緒に取り組んでいけたらいいなと思いました。ありがとうございました。 

2014年1月24日金曜日

続、研修続々!

1月23日(木)、気仙沼海上保安署の方々を対象とした研修会を行いました。
気仙沼海上保安署は宮城海上保安部の所属し、気仙沼港周辺の海上保安業務に携わっています。
今回はみやぎ心のケアセンター副センター長(東北大学大学院医学系研究科予防精神医学寄付講座・准教授)の松本和紀医師が、「惨事ストレスとうつ病の予防・心の健康対策」というテーマで講演しました。

適切なストレスは作業効率を高めますが、それも度を超すと心や体、行動に影響を及ぼします。
もともと人間には回復する力(レジリエンス)が備わっているため、早い段階で変化に気づき、対処することが良いそうです。
少人数での研修であったため、終始和やかな雰囲気で進みました。

松本医師(写真中央左)と気仙沼海上保安署の皆様
 
 
気仙沼の豊かな海は多くの人によって支えられているのだと感じました。
気仙沼海上保安署の皆様、ありがとうございました。

2014年1月21日火曜日

研修続々!

平成26年1月14日(火)、KRA(気仙沼復興協会)福祉部の方々を対象としたスキルアップ研修会を行いました。
2回目となる今回は、駒米副センター長が「疲労の理解と解放」というテーマで講義をし、また3つのグループに分かれて、疲労の度合いを調べるチェックリストに取り組んだ結果を話し合い、どんな疲れを感じているか、またどんなストレス解消法を試しているかなどを皆で語り合いました。

約60分のグループワークでしたが、大いに盛り上がり、活気がある場になりました。
思っていること、悩んでいることを溜め込まずに、皆で分かち合ったり、信頼している人に相談することで、気持ちが整理でき、楽になることを再確認しました。

これからも皆様のニーズにお応えしながら、役に立つ研修会をコーディネートしていきたいと思います!


オレンジのトレーナーが目印!のKRAさん
 
 
今年も気仙沼地域センターをよろしくお願いします。